おひさま保育室の食事

自園調理

五つの味覚(甘味、酸味、塩味、苦味、うま味)をバランスよく味わえるように食事を整えています。市立の栄養士さんから教えていただいた上質な昆布でだしを取り、 調味料を抑え、食材の持つ風味と彩りを大切にします。台所からおいしい匂いがしてくると、子どもたちは食卓に集まってきます。お友だちと一緒に囲む和やかな食事時間で、 いろいろな物が食べられるようになり、食の「味覚、嗅覚、視覚、旬など」が、一生の財産としてひとりひとりに記憶されるようにと願っています。

ご家庭でよく使われる卵・乳製品を保育室ではあえて使わずに、栄養バランスの良いおいしい献立を工夫しています。

おひさま保育室では、乳幼児には「4回食」が大切と考えています。
・朝食:ご家庭でしっかり食べて登園してください。
・午前のおやつはありません。
・昼食は11時~11時半に食べます。
・お昼寝から起きたらおやつ、お菓子ではなく軽食を食べます。

小規模保育は自園調理です。
50食以下の調理には半独立型のキッチンが許されています。
調理が進むにつれ、ご飯の炊ける湯気と匂いが立ち上がり、食材に火が通り旨みの香りがしてきます。

包丁で野菜を刻む「とんとんとん」という響き、お鍋の中でおいしいものが「ぐつぐつ」煮え、盛り付けが始まるとお茶碗が「かちゃり」と鳴る音が聞こえてきます。
「もうごはんだよ」と、子どもたちの小さな鼻に、耳に、伝わってきます。

いっぱい遊んで帰ってきた子どもたちは、もうたまりません。
「あ~ん!」「まんま!」「ごはん!」自分からキッチンに、食卓に集まってきます。

献立例(1,2歳児)

① 雑穀入りごはん、カブとえのきだけの味噌汁、豚のしょうが焼き、切り干し大根煮、キャベツたっぷりサラダ

② ごはん、白菜とわかめと玉ねぎの味噌汁、魚のカレームニエル、かぼちゃのひじき煮、キャベツとツナの和えもの